不倫の慰謝料を請求することへの抵抗

請求することは恥ずかしい?

倫の慰謝料を請求する目的は人によって異なりますが、不倫相手から謝罪を得ること、配偶者と不倫相手の交際を完全に断たせること、けじめをつけること等が代表的なものとして挙げられます。

しかし、不倫の慰謝料を請求する本来の意味は、不倫という行為によって被害者が受けた精神的苦痛を金銭に換算し、その精神的苦痛を慰藉するための金銭を受け取ることです。

しかし、慰謝料を請求するという行為に対して抵抗がある人も多いようです。

また、多くの相談を受けてきた中には、そのような行為をすることを恥ずかしいと考える人もいますし、慰謝料を請求することで、自分が不倫相手と同じレベルになってしまうと思う人もいるようです。

しかし、不法行為(不倫)によって受けた精神的苦痛は金銭で慰藉されることが原則(直接謝罪を受けるなどで慰藉する方法もありますが)であり、法律上認められた権利を実現しようとしているだけなのです。

また、慰謝料を請求されるようなことをした不倫相手にそもそもの責任があるのですから、何ら恥じ入る必要はないのではないでしょうか。

抵抗を感じたら

倫相手に慰謝料を請求することに抵抗を感じられたのなら、以下のことを考えてみられてはいかがでしょうか?

法律上行使できる請求権を行使しないで、そのまま泣き寝入りするということは、「不倫が発覚したけれど慰謝料を請求されなくて良かった~」と喜んでいる相手もいるということです。

また、被害者は今後の生活をしていくうえで、気持ちを切り替えなければなりませんが、そう簡単に気持ちが切り替わるわけではないでしょうから、気持ちを切り替えるために何らかのきっかけ、けじめのようなものが必要だと思います。

その一つの手段として、不倫相手に慰謝料を請求することを考慮されてもいいのではないでしょうか。

ただし、何が何でも請求することをお勧めしているわけではありません。

なぜなら、不倫相手はまともな人間ばかりではありません。

もちろん、ものすごく自分の行為を後悔し、真摯に反省、謝罪、賠償を行うような人を何人も見てきましたが、そのような人はどちらかといえば少数派であると思います。

つまり、不倫相手に慰謝料を請求するということは、不倫をされたという精神的苦痛だけでなく、請求後の誠意のない対応、ふざけた対応、全く反省をしていないような対応などによって、更なる精神的苦痛を受けてしまう可能性があるのです。

不倫相手に慰謝料を請求することに抵抗を感じられるのであれば、その請求は法律上認められた権利を実現しようとしているだけであることを前提に、気持ちの切り替えができることや金銭を得られることのメリットと、請求後の不倫相手の対応によって更なる精神的苦痛を受けてしまうデメリットをよく考えられて、慰謝料を請求されるかどうかを考えられることをお勧めします。

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