無茶苦茶な要求をする不倫慰謝料請求者への対応

基本は誠意をもって対応すべき

倫の慰謝料を請求された場合において、不倫をした事実がない、相手を既婚者と知らなかったし、知らなかったことに過失もないなど、どう考えても慰謝料支払い義務がない場合を除いては、基本は誠意をもって不倫問題の解決へ向けて対応すべきでしょう。

なお、誠意がないと連呼する不倫慰謝料請求者への対応で説明しましたように、ときどき誠意の意味を履き違えている請求者がいますが、この場合における誠意とは、謝罪すべきことはしっかりと謝罪し、妥当な慰謝料を支払うということです。

無茶苦茶な要求の事例

かし、中には無茶苦茶な要求をする人もおり、いずれも要求に応じる義務はありませんが、今までどのような要求があったかを挙げてみましょう。

退職

職場内の不倫では、よくある要求のひとつです。

転居

近所同士の不倫の場合、よくある要求です。

親からの謝罪

不貞行為は当事者だけの問題でありますから、親であろうが法律上は無関係です。

ここまでの要求は、法律的に認められるものではありません(仮に訴訟を起こしても退職、転居、親からの謝罪という判決は出ません。)が、後述の要求と比べれば可愛いレベルです。

離婚

ダブル不倫の場合、「私たち夫婦が離婚するのだから、あなたたち夫婦も離婚せよ」というものです。

結婚

「お前が妻と不倫したせいで俺たちは離婚するのだから、その後お前は責任をもって妻と結婚しろ」というものです。

家、車の買い取り

被害者の自宅、あるいは車の中で不貞行為があった場合、その家や車を今後使いたくないという気持ちになり、それらの買い取りを求めてくるというものです。

朝礼でのカミングアウトと公開謝罪

不倫の加害者と被害者が同じ会社、同じ部署に勤務していた事例で、朝礼の場において不倫の事実を部署全員の前でカミングアウトし、公開謝罪を要求してきたことがありました。

病院での検査

「不倫をするということは、どこか精神的に異常なはずである」と決め付け、執拗に病院での検査を要求するというものです。

請求された人は普通の人でしたので、仮に検査を受けてもおそらく正常という結果になったのでしょうが、その検査結果を知ることに何の意味があるのか(正常という結果だったらどうしたのでしょう?)、私にはもっともよく分からない要求でした。

対応策

「あなたにはそれを要求する権利もないし、私にはそれに応じる義務もないので、その要求には応じられません」と拒絶しても執拗に何度も無茶苦茶な要求を繰り返してくる人にとっては、「法律がどうであろうが、不倫の加害者は被害者である自分の要求に従うべきである」という偏った考え方を持っています。 このような考え方の人と当事者間でやり取りしても解決は望めませんので、お互いに時間と費用がかかってしまいますが、訴訟を起こしてもらうほうが結果的に解決は早いことが多いと思われます。

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