不倫の慰謝料を払えない場合

相場の慰謝料が払えない

々の生活を送るだけで精一杯の人もいれば、ある程度金銭的に余裕のある人もいるなど、不倫の慰謝料を請求された人の経済力は様々です。

なお、ここで言う慰謝料を払えないとは、請求額満額を支払えないという意味ではなく、その事例における一般的な相場近辺の額を支払えないという意味です。

借り入れの検討

の事例における慰謝料の相場が100万円で、慰謝料を請求された人の預貯金が20万円だとすれば、当然支払うことができません。

20万円しか持っていない人が100万円を払うなど、どう考えても不可能ですよね。

そのような場合、まずはどこかからの借り入れを検討します。

一般的には親や兄弟等の親族を頼る、クレジットカードのキャッシングやカードローンの利用が考えられるでしょう。

利子に注意

ただ、親や兄弟等の親族からの借り入れであれば無利子ということもある(というより無利子が普通)でしょうが、クレジットカードのキャッシングやカードローンを利用すれば利子も支払う必要があります。

そして、その利子は借入額が多くなればなるほど膨らむわけですから、総額でいくら返済しなければならないのかを借り入れ前にしっかり把握しておかなければなりません。

誰もが借り入れできるわけではない

不倫の慰謝料は一括払いが原則ですから、自身の預貯金だけで支払えないのであれば、上記のようにまずはどこかからの借り入れを検討すべきですが、誰もがどこかから借り入れができるわけではありません。

親や兄弟等の親族を頼ることができない事情がある人もいるでしょうし、クレジットカードを所有していないとか、所有していてもキャッシング枠がないとか、カードローンの審査が通らないということもあり得ます。

分割払いのお願いを検討

貯金だけでは相場の慰謝料を支払うことができず、どこかからの借り入れも難しいという状況の場合、次は不倫の慰謝料を分割で支払う旨のお願いを検討することになります。

なお、こちらの不倫の慰謝料を分割払いにできるかで詳しくご説明しておりますように、分割での支払いは慰謝料の請求者が認めれば可能であるものの、現実問題として一括で払えないものは払えないわけですから、最終的には慰謝料請求者も分割払いを認めてくれることが一般的です。

分割でも支払えない

かし、中には分割にしてもらったとしても相場の慰謝料を支払うことができないと言われる人がいます。

「生活がギリギリだから」や「経済的な余裕が一切ないから」というのが理由です。

今までの生活レベルは維持できない

まず、今までの生活レベルは維持できないと覚悟すべきです。

「贅沢な暮らしなんてしていない!」と思われるかもしれませんし、本当に様々なものを切り詰めて生活しているのかもしれませんが、そこから更に切り詰める必要があるのです。

あるいは、収入を増やすのです。

会社員であれば自分の意思で給与を増やすことはできないでしょうから、勤務前や勤務終了後にアルバイト等をするのです。

もちろん、新たに仕事を増やすのですから、今まで趣味などに使っていた時間や睡眠時間を削らなければならないでしょうが、経済的な意味だけでなく時間的な意味でも今までの生活レベルは維持できないと覚悟する必要があるでしょう。

自分の不倫という行為によって他人に損害を与えており、その損害を賠償することができないのですから、慰謝料を完済するまで今まで通りの生活ができなくなるのは当たり前の話ですよね。

生活費の見直し

最初に携帯代です。

多くの人はスマートフォンを使用していると思いますので、月に7000円程度支払っていることでしょう。

本来であれば携帯を解約してしまえば良いのですが、さすがに今の時代、携帯電話を持っていなければ生活に支障が出ることもあるでしょう。

しかし、必ずしもスマホである必要はないのではないでしょうか?

ガラケーに戻せば少なくとも数千円は節約できるはずです。

他にも、外食を一切せず自炊する、スーパーで見切り品ばかり買うなどして食費を節約する、お酒やタバコはやめる、新しい服は買わない、美容院に行かない(どうしても行く必要がある場合でも極力安いところに行く)などを心掛ければ、今よりもかなり節約できると思いますので、そのお金を不倫の被害者に支払って償っていけば良いのです。

払えないのではなく払いたくない

記のように今までの生活レベルは維持できないと覚悟して、生活費を切り詰めるだけ切り詰めるか、本業とは別にアルバイトをして収入を増やすなどしたうえで、長い期間の分割にしてもらえば相場程度の不倫の慰謝料を払うことは決して不可能ではないはずです。

それにも関わらず、分割にしてもらったとしても相場の慰謝料を支払うことができないと言われる人は、払えないのではなく払いたくないと請求者に思われても仕方ないです。

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