ダブル不倫の慰謝料請求を成功させる4つのコツ

ダブル不倫の慰謝料請求の成功とは

をダブル不倫の慰謝料請求の成功と言うかは人によって異なるでしょうが、ここでは少しでも金銭面でプラスになることをダブル不倫の慰謝料請求の成功とさせてください。

というのも、原則としてダブル不倫の場合は、慰謝料請求権を有する人(不倫の被害者)が二人いますので、その二人がお互いに請求権を行使しあえば、一般的には二人の被害者が同額程度の金銭を得て終わり、時間や労力を使って請求したにも関わらず、金銭面では得るものが何もなかったという結果になりかねないからです。

コツその1 被害者が二人いることを常に意識する

ブル不倫の場合における慰謝料請求が成功するかどうかの最大のコツは、ダブル不倫には被害者が二人いるということを常に意識できるかどうかです。

そんなことは分かっている!

と思われるかもしれないのですが、実際に請求する人の多くはこのことをきちんと理解できていません。

自身の配偶者の不倫相手に対する怒り等の感情が激しいあまり、もうひとりの被害者(不倫相手の配偶者)のことまで気が回らないのでしょうが、被害者同士が請求権を行使すれば金銭面では得るものがないという結果になるのが普通です。

そのため、自分以外のもうひとりの被害者に不倫の事実を知られない、関与させないことが、ダブル不倫の慰謝料請求を成功させる最大のコツで、以下の3つは「被害者が二人いることを常に意識する」に付随したコツです。

コツその2 不倫相手の支払い能力をよく考える

常の既婚者と未婚者の不倫の場合は、相手の支払い能力をそこまで深く考える必要はありません。

しかし、ダブル不倫の場合は事情が異なります。

不倫相手の支払い能力(自身の配偶者に知られることなく動かせる額)を大幅に超えた金額を提示すると、「自分の力だけでは解決が不可能だ」と感じて、自身の配偶者に不倫の事実を打ち明け、助けを求める(不倫相手の配偶者からも慰謝料を請求してもらう)可能性があり、それは金銭面では得るものがないという結果に繋がるのです。

つまり、コツその1の被害者が二人いることを常に意識すると、不倫相手の支払い能力をよく考えざるを得ないということになります。

不倫相手の給与や社会的地位等と支払い能力は無関係

大企業に勤務している高給取りであるとか、パートしかしていない、立派な家に住んでいる、高い車に乗っている、子供が私立に通っているなどは、その家庭の経済力を探る参考にはなるでしょうが、不倫相手の支払い能力とは基本的に関係ありません。

なぜならば、どれだけ高給取りであっても家計は配偶者に任せていてお小遣い制という人はいくらでもいて、そのような人の支払い能力は非常に低いですし、パートしかしていなくとも家計を完全に掌握していれば、支払い能力はある程度あるからです。

不倫相手の支払い能力の予想方法

不倫中のお金の使い方

これは、給与や社会的地位等から不倫相手の支払い能力を考えるのではなく、不倫中のお金の使い方等を配偶者から聞き出して、そこから推測するべきです。

例えば、不倫中の食費、ホテル代等を全て不倫相手が出していたということであれば、その不倫相手はある程度の支払い能力があると予想できますし、それらを配偶者が出していたということであれば、不倫相手に支払い能力はあまりないと予想されるという感じです。

不倫中のクレジットカードの使い方

他にも不倫中の支払いにクレジットカードを使っていたのであれば、それは明細を配偶者に見られないからと予想されます。

なぜなら、常識的に考えてクレジットカードの明細を配偶者が見るのであれば、不倫中の支払いにクレジットカードは使わないからです。

つまり、「不倫中の支払いにクレジットカードを使う」→「クレジットカードの明細を配偶者に見られない」→「不倫相手が家計を管理している」→「ある程度の支払い能力がある」と予想できるのです。

コツその3 自宅に内容証明郵便等は送らない

常の既婚者と未婚者の不倫の場合は、不倫相手の自宅に内容証明郵便等を送付して慰謝料を請求することが多いのですが、ダブル不倫の場合は、不倫相手の自宅に書面を送付するわけにはいきません。

なぜなら、例え不倫相手が家にいる時間が長い専業主婦であったとしても、その書面を必ず不倫相手が受け取るとは限らず、不倫相手の配偶者が受け取ってしまう、見てしまう可能性があり、それは金銭面では得るものがないという結果に繋がるからです。

局留めで送付

不倫相手の自宅に送ることができないとなると、内容証明郵便等の送付先は勤務先が真っ先に思い浮かぶでしょうが、普通の感覚の人間は勤務先にそのような書面が届くことを非常に嫌がります。

それにも関わらず、自宅に送れないからと勤務先に書面を送付すると、不倫相手は逆切れして徹底抗戦の構えを見せることがあり、それは結果的に解決が難しくなるため、できれば勤務先へ書面は送らないほうが良いです。

となると、書面の送付先は自宅又は勤務先近くの郵便局で留める局留めがもっとも適しているということになります。

局留めの意外な効果

本来であれば不倫相手の自宅に内容証明郵便等を送付したいところを、ダブル不倫であるため苦肉の策として局留めで書面を送付するわけですが、これには意外な効果もあるのです。

それは、不倫相手が請求者に感謝の気持ちを持つことです。

不倫相手としてもできることなら自分の配偶者に知られることなく、ダブル不倫の問題を解決したいと考えているのですから、書面を局留めで送ってくれることは非常に有難いのです。

そして、不倫相手が請求者に対して感謝の気持ちを持てば、早期円満に解決できる可能性が飛躍的に高まるのです。

コツその4 追い詰め過ぎない

倫相手を追い詰め過ぎないことも、ダブル不倫の慰謝料請求を成功させる非常に重要なコツのひとつです。

なぜなら、不倫相手を追い詰め過ぎて自分の力だけでは解決が難しいと感じさせてしまえば、自身の配偶者に助けを求める可能性があり、それは金銭面では得るものがないという結果に繋がるからです。

追い詰め過ぎるとは、何も慰謝料額だけのことではなく、その他にも本来要求する権利がない退職や転居等の無理難題を求めることで、被害者が二人いることをしっかりと意識して慎重に不倫相手への要求内容を検討すべきです。

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